雨が多いフランスの地方都市における雑感
2014/09/20/Sat
図書館に向かう途中、バス停に佇んでいた一人のムッシューから「タバコを持っていないか?」と聞かれた。あいにくだが、私はタバコをのむ習慣はない。なので、断った。バス停のベンチには奥さんと思しいマダムがそんな私たちのやりとりを眺めていた。
またフランスに来たわけだが、私の生活は日本にいたときとさほど変わっていない。より孤独になったか、あるいは本が手に入りにくくなった気がしているくらいだ(自分の研究に使う書籍はこの地域の図書館では充実していないらしい。けっこう困っている)。あとは食生活だろうか。また果物をよく食べるようになった。日本だとソバだのラーメンだの気軽に立ち寄れる安価な店には事欠かないが、フランスではそういうわけにはいかない。適当なレストランに入ったら、軽く10ユーロ以上はとられる。なので気軽に外食などできるわけがない。しかし、ファーストフードにはそれなりに行く。好きなんだ。だがハンバーガーを食べても7ユーロくらいなくなる。痛い。
タバコはもともと吸わないし、酒も一人で飲む趣味がない。いや、昔は一人でもワインを飲むくらいの嗜みはあったんだけれど、どうしてか一人で酒を飲む機会がなくなった。もともとアルコールがさほど好きではなかったためかもしれない。そういえば、私は味覚をほめられることがたまにあるんだけれど(これは本当なのです。しかし味覚をほめられることほど意味のないこともない)、酒に関してはどうやら失格らしい。そもそも酒好きじゃないことを見抜かれてしまう。今、思い出したが、とあるバーで、そこの小うるさいマスターも私に対しては苛ついていたらしいということを、そのとき同席していた先生からあとでこっそり笑われながら指摘されたことがある。しかしこれも極めてどうでもいい話だ。
街を歩いていると中国人はたまに見かけるが(かといってそんなに多くは見ない。珍しいことだ)、日本人はいよいよもって見ない。フランスでもさほど知られていない地方だからそんなものだろうと予測はしていたが。しかし日本料理店はやはりある。だがスシを食べる気分にはならない。海外でスシはどうだろうといつも躊躇してしまうのだ。ただそれでもラーメンや丼ものはどうしても食べたくなってパリのとある店に入ったことが何回かある。そんなにおいしくなかった。聞けば、上等な店はあるらしいのだが、まだ開拓していない。パリに行く機会も今回はそんなにないかもしれない。
さきほど普段は立ち寄らないスーパーに行ったら、そこであるムッシューに声をかけられた。何かあったのかと思って話を聞いてみると、エホバの人だった。日本にいたときもエホバの人にはたまに話しかけられることがあったが、フランスのこんなところでもこういう目に遭遇するとは予想もしていなかったので、多少驚いた。タブレットを駆使して日本語のムービーまで見せてくれた。さっさと買い物を済ませたかったので早々に別れたが、しかしもう少しくらいは話をしてもよかったかもしれないとも思う。
エホバ。フランス語でどういうのかわからなかったので尋ねてみると、「エオヴァ」という返答をもらった。今、検索してみると、Jéhovahと出た。「ジェオヴァ」のほうが正しいかな。はてさて。
またフランスに来たわけだが、私の生活は日本にいたときとさほど変わっていない。より孤独になったか、あるいは本が手に入りにくくなった気がしているくらいだ(自分の研究に使う書籍はこの地域の図書館では充実していないらしい。けっこう困っている)。あとは食生活だろうか。また果物をよく食べるようになった。日本だとソバだのラーメンだの気軽に立ち寄れる安価な店には事欠かないが、フランスではそういうわけにはいかない。適当なレストランに入ったら、軽く10ユーロ以上はとられる。なので気軽に外食などできるわけがない。しかし、ファーストフードにはそれなりに行く。好きなんだ。だがハンバーガーを食べても7ユーロくらいなくなる。痛い。
タバコはもともと吸わないし、酒も一人で飲む趣味がない。いや、昔は一人でもワインを飲むくらいの嗜みはあったんだけれど、どうしてか一人で酒を飲む機会がなくなった。もともとアルコールがさほど好きではなかったためかもしれない。そういえば、私は味覚をほめられることがたまにあるんだけれど(これは本当なのです。しかし味覚をほめられることほど意味のないこともない)、酒に関してはどうやら失格らしい。そもそも酒好きじゃないことを見抜かれてしまう。今、思い出したが、とあるバーで、そこの小うるさいマスターも私に対しては苛ついていたらしいということを、そのとき同席していた先生からあとでこっそり笑われながら指摘されたことがある。しかしこれも極めてどうでもいい話だ。
街を歩いていると中国人はたまに見かけるが(かといってそんなに多くは見ない。珍しいことだ)、日本人はいよいよもって見ない。フランスでもさほど知られていない地方だからそんなものだろうと予測はしていたが。しかし日本料理店はやはりある。だがスシを食べる気分にはならない。海外でスシはどうだろうといつも躊躇してしまうのだ。ただそれでもラーメンや丼ものはどうしても食べたくなってパリのとある店に入ったことが何回かある。そんなにおいしくなかった。聞けば、上等な店はあるらしいのだが、まだ開拓していない。パリに行く機会も今回はそんなにないかもしれない。
さきほど普段は立ち寄らないスーパーに行ったら、そこであるムッシューに声をかけられた。何かあったのかと思って話を聞いてみると、エホバの人だった。日本にいたときもエホバの人にはたまに話しかけられることがあったが、フランスのこんなところでもこういう目に遭遇するとは予想もしていなかったので、多少驚いた。タブレットを駆使して日本語のムービーまで見せてくれた。さっさと買い物を済ませたかったので早々に別れたが、しかしもう少しくらいは話をしてもよかったかもしれないとも思う。
エホバ。フランス語でどういうのかわからなかったので尋ねてみると、「エオヴァ」という返答をもらった。今、検索してみると、Jéhovahと出た。「ジェオヴァ」のほうが正しいかな。はてさて。