村上春樹のこと
2007/03/11/Sun
極東ブログさん「[書評]海辺のカフカ(村上春樹)」
「私はその‥村上春樹ってぜんぜん読んでないんです。うーん、周りの人におもしろいよーって勧められたことは何度かあるんですけど‥それで貸してもらって海辺のカフカもぱらぱら読んだことあるんですけど‥これ、何がおもしろいのかさっぱりわかんないんですよね。ほんと。‥途中でつまんなくて放りぱなっしです。‥おもしろいの、お姉ちゃん?」
「わ、私にふらないでよ‥」
「村上春樹さんがノーベル文学賞とかいう話もあったっけ‥。正直、ノーベル文学賞なんて政治力の問題だから、誰がとってもなんの意味もないかなーと私は無責任に思ってます。」
「あー無責任ね。」
「サルトルが「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」っていってノーベル賞を辞退した話もありますが、これってけっこう文学賞の構造的な問題をふくんでる気がする‥。つまり賞を贈ったりもらったりすることに必然的に生じる権力意志に、本来空想の現実に対する永久革命を志向すべき文学が与していいものかどうか、ってこととか‥」
「また極端ね。サドの悪影響じゃない?」
「うー。悪影響じゃないもん。」
「ま、いいけどね。もっと気楽な面もふくんでるってわかるでしょ?」
「それはそうだけど‥。あー! ‥でも村上春樹のおもしろさはさっぱりです。誰かおしえて。」
「何がつまんないの?」
「センス。」
「‥じゃ、共感なんてずっと無理ね。」
「私はその‥村上春樹ってぜんぜん読んでないんです。うーん、周りの人におもしろいよーって勧められたことは何度かあるんですけど‥それで貸してもらって海辺のカフカもぱらぱら読んだことあるんですけど‥これ、何がおもしろいのかさっぱりわかんないんですよね。ほんと。‥途中でつまんなくて放りぱなっしです。‥おもしろいの、お姉ちゃん?」
「わ、私にふらないでよ‥」
「村上春樹さんがノーベル文学賞とかいう話もあったっけ‥。正直、ノーベル文学賞なんて政治力の問題だから、誰がとってもなんの意味もないかなーと私は無責任に思ってます。」
「あー無責任ね。」
「サルトルが「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」っていってノーベル賞を辞退した話もありますが、これってけっこう文学賞の構造的な問題をふくんでる気がする‥。つまり賞を贈ったりもらったりすることに必然的に生じる権力意志に、本来空想の現実に対する永久革命を志向すべき文学が与していいものかどうか、ってこととか‥」
「また極端ね。サドの悪影響じゃない?」
「うー。悪影響じゃないもん。」
「ま、いいけどね。もっと気楽な面もふくんでるってわかるでしょ?」
「それはそうだけど‥。あー! ‥でも村上春樹のおもしろさはさっぱりです。誰かおしえて。」
「何がつまんないの?」
「センス。」
「‥じゃ、共感なんてずっと無理ね。」