バンブーブレード 第16話「キリノの欠席と予選大会」
2008/01/23/Wed
「キリノを心配するサヤはよかったな。キリノ健気。キリノという人は弱音とかぜんぜん吐かないし、悩みとかあってもそれを自分ひとりでなんとかしちゃおうとがんばっちゃう人かな。愚痴をこぼしてるキリノは想像できない。彼女は人に不安かけたりするのすごくきらいそう。でもそれは彼女をよく知ってる人からすれば心配なわけだから、多少強引でもキリノに突っこんでいけるサヤはキリノと相性いいのだね。コジローも少しキリノに頼りすぎだから、キリノのいない室江高剣道部はそれだけで何か足りない気がしちゃうのかな。」
「コジローが積極的に部活指導に乗りこめないのもキリノがとても頼もしいということが関係しているのかしらね。彼女に任せておけばそれで平気でしょうし、それが甘えにもつながるということかしら。」
「それは、そだね。先輩も来なくてひとりきりで素振りしてたキリノが今の賑やかな剣道部を大事に思ってるのは、わかるかな。‥ところで袴で自転車乗ると、いろいろたいへんだよね。あれって、あー‥私とらうま。」
「トラウマ? 何かあったのかしら。」
「サヤみたいに自転車かっ飛ばしてたら袴の先のひらひらがチェーンに巻きこまれてびりびりって破れちゃってそれはもう悲惨なことになっちゃったことがあるのだー! きゃー! 悲惨ー!」
「‥いや、悲惨っていうか、ま、ね。」
「袴で自転車乗るときはドリフトとかしちゃだめなのだっ。チェーンに引っかかって見るも無残なことになっちゃうよ!」
「それってあんたが不器用なだけじゃないかしら。」
「プラトンパンチをくらへー!」
「いたっ‥!? ってか袴姿で自転車乗ること自体を控えるべきでしょうが! これって!」
「でも試合とかでさいしょから着てくことってあるよね。親切な人が車出してくれたりならありがたいけど、でもそんなことない近場なときなら自転車の出番なのだー。」
「あー‥ま、ね。そうかしら。でもそれって防具も積んでおくのだからなおさらドリフトなんて論外だと思うけど。」
「‥次回はインハイ予選後編かなっ。監禁されたタマちゃんは脱出できるのかー。清杉はもう出てこなくてよいよー。それよりレイミに期待ですっ。」
「あ、誤魔化すのね。まーしかし、対戦相手を用意周到に事前に弱らせておくというのは、なんというかよくそこまで労力かける気になるとは思うかしらね。堂々とやられるのも乙なものよ。ま、良心というものの問題ね。」
「コジローが積極的に部活指導に乗りこめないのもキリノがとても頼もしいということが関係しているのかしらね。彼女に任せておけばそれで平気でしょうし、それが甘えにもつながるということかしら。」
「それは、そだね。先輩も来なくてひとりきりで素振りしてたキリノが今の賑やかな剣道部を大事に思ってるのは、わかるかな。‥ところで袴で自転車乗ると、いろいろたいへんだよね。あれって、あー‥私とらうま。」
「トラウマ? 何かあったのかしら。」
「サヤみたいに自転車かっ飛ばしてたら袴の先のひらひらがチェーンに巻きこまれてびりびりって破れちゃってそれはもう悲惨なことになっちゃったことがあるのだー! きゃー! 悲惨ー!」
「‥いや、悲惨っていうか、ま、ね。」
「袴で自転車乗るときはドリフトとかしちゃだめなのだっ。チェーンに引っかかって見るも無残なことになっちゃうよ!」
「それってあんたが不器用なだけじゃないかしら。」
「プラトンパンチをくらへー!」
「いたっ‥!? ってか袴姿で自転車乗ること自体を控えるべきでしょうが! これって!」
「でも試合とかでさいしょから着てくことってあるよね。親切な人が車出してくれたりならありがたいけど、でもそんなことない近場なときなら自転車の出番なのだー。」
「あー‥ま、ね。そうかしら。でもそれって防具も積んでおくのだからなおさらドリフトなんて論外だと思うけど。」
「‥次回はインハイ予選後編かなっ。監禁されたタマちゃんは脱出できるのかー。清杉はもう出てこなくてよいよー。それよりレイミに期待ですっ。」
「あ、誤魔化すのね。まーしかし、対戦相手を用意周到に事前に弱らせておくというのは、なんというかよくそこまで労力かける気になるとは思うかしらね。堂々とやられるのも乙なものよ。ま、良心というものの問題ね。」