柊小学校恋愛くらぶ 第3話「わかんない」
2008/01/26/Sat
「なんだかだんだん感想しづらい感じになってきたかもかな。臆面なく恋愛について質問する雛子に戸惑うというのは、雛子は恋愛を形式的にすぱっとよいものとしてるからであって、でもほんとはそんなうまくいかないこと知ってるから、雛子の質問‥つまり子どもの単純な正誤を割り切る問いかけには、うまく答えられない場合が多くなるもの‥かな。雛子たちに付きあうことになった先生たいへんかもかな。彼女たちに面と向きあうことが大切だというなら、なんかそれはたいへんなことだろなって、他人事ながらに思ったりしちゃう今日この頃。恋愛、か‥」
「ま、雛子が期待しているようなわかりやすい答えというものはないのよね。当然。恋愛に限らず、個別的な問題というのはあるものだし、そういったごくプライベートな問題というのに、自分が直接的な関係性の位置にいないならば、大人は無関心で済ませるものかしらね。そしてその無関心というのは必要なものなのよ。」
「踏みこんじゃいけない、そういった領域というのはあるものかな。あー‥そいえば「げんしけん」の大野さん。あの人ってたしか笹原と荻上さんをくっつせさせようってお節介全開だったことあったよね。私はそんなでもなかったですけど、あのふるまいにはいろいろ思うことあった人はけっこういたみたい。独善的、とでもいうのかなだけど、他者にそこまで関わらない、無関心で処すべき部分っていろいろあるものなのかも。それはいくら仲よいといったからって、その人の人生に直接的な立場をとることがないならば、躊躇すべき領域といのはあるみたい。」
「他人は他人、というのかしらね。それはある意味他者の意志の尊重ということであるのでしょうけど、ま、それがどことなく冷たい印象を感じるというのであれば、それはその人の感情的な問題でしょう。しかしだからこそ、そこはむずかしいのかしらね。」
「ぜんぜん恋愛くらぶの感想から外れちゃってるみたいな感じ。うーん‥そだ、出会い系の話題も今回ちょっと出てきたけど、あれだよね、出会い系ってもしかして宝くじと似てる部分あるかもかなって少し考えた。」
「ふーん。その心は?」
「自分以外に期待すること多いみたい、というの。出会い系ってどこかにまだ見ぬ素敵な人がきっといるって期待するからこそ、やるのだよね。それははっきりいって根拠のない妄言で、宝くじもどこかそういった確実性なんてないけれどでも可能性はゼロじゃないからそこに期待するって心理の働きがあるみたい。でも実際、人の出会いというのは凡庸なもので、たとえば電車に乗ったとして、その一両にいる人の比率みたいなのが、けっきょくは出会い系での出会いの比率と似たようなものになる。それはそういうふうに社会ができているからで、ちょっとあたりを見渡せば、そんな期待なんてほんとに空事のようなもの、人はそんな素敵な人となんて出会えるものでない。そしてこのことは素敵な出会いなんかを夢見る人にとっては絶望かなだけど、でもこれだからこそ人を好きになるということは運命的な響きを帯びることになるって、私は思うのです。世界はふつうなふうにできてるから、だからこそそのなかの小さなひとりとひとりの出会いは、ほんとならこうして出会うことがどれだけ世界にとって無のように儚いことだということを知ることによって、その大切な啓示という側面を人にあらわすことになるのでないかな。‥なんだかまたちょっと話がべつな方向に行っちゃったよな気がするけど、でもべつにいっかな。雛子もそれは、いつか知ることになるかもだから、ね。」
「ま、恋愛というのはその人にとって抜き差しならぬ瞬間を与えるものではあるかしらね。その心奪われる時間こそ醍醐味ではあるのでしょうけど、しかしそこで終るのが恋愛ではない。ま、この作品はどこまで描いてくれるのかしら。次回も楽しみにしましょうか。」
「ま、雛子が期待しているようなわかりやすい答えというものはないのよね。当然。恋愛に限らず、個別的な問題というのはあるものだし、そういったごくプライベートな問題というのに、自分が直接的な関係性の位置にいないならば、大人は無関心で済ませるものかしらね。そしてその無関心というのは必要なものなのよ。」
「踏みこんじゃいけない、そういった領域というのはあるものかな。あー‥そいえば「げんしけん」の大野さん。あの人ってたしか笹原と荻上さんをくっつせさせようってお節介全開だったことあったよね。私はそんなでもなかったですけど、あのふるまいにはいろいろ思うことあった人はけっこういたみたい。独善的、とでもいうのかなだけど、他者にそこまで関わらない、無関心で処すべき部分っていろいろあるものなのかも。それはいくら仲よいといったからって、その人の人生に直接的な立場をとることがないならば、躊躇すべき領域といのはあるみたい。」
「他人は他人、というのかしらね。それはある意味他者の意志の尊重ということであるのでしょうけど、ま、それがどことなく冷たい印象を感じるというのであれば、それはその人の感情的な問題でしょう。しかしだからこそ、そこはむずかしいのかしらね。」
「ぜんぜん恋愛くらぶの感想から外れちゃってるみたいな感じ。うーん‥そだ、出会い系の話題も今回ちょっと出てきたけど、あれだよね、出会い系ってもしかして宝くじと似てる部分あるかもかなって少し考えた。」
「ふーん。その心は?」
「自分以外に期待すること多いみたい、というの。出会い系ってどこかにまだ見ぬ素敵な人がきっといるって期待するからこそ、やるのだよね。それははっきりいって根拠のない妄言で、宝くじもどこかそういった確実性なんてないけれどでも可能性はゼロじゃないからそこに期待するって心理の働きがあるみたい。でも実際、人の出会いというのは凡庸なもので、たとえば電車に乗ったとして、その一両にいる人の比率みたいなのが、けっきょくは出会い系での出会いの比率と似たようなものになる。それはそういうふうに社会ができているからで、ちょっとあたりを見渡せば、そんな期待なんてほんとに空事のようなもの、人はそんな素敵な人となんて出会えるものでない。そしてこのことは素敵な出会いなんかを夢見る人にとっては絶望かなだけど、でもこれだからこそ人を好きになるということは運命的な響きを帯びることになるって、私は思うのです。世界はふつうなふうにできてるから、だからこそそのなかの小さなひとりとひとりの出会いは、ほんとならこうして出会うことがどれだけ世界にとって無のように儚いことだということを知ることによって、その大切な啓示という側面を人にあらわすことになるのでないかな。‥なんだかまたちょっと話がべつな方向に行っちゃったよな気がするけど、でもべつにいっかな。雛子もそれは、いつか知ることになるかもだから、ね。」
「ま、恋愛というのはその人にとって抜き差しならぬ瞬間を与えるものではあるかしらね。その心奪われる時間こそ醍醐味ではあるのでしょうけど、しかしそこで終るのが恋愛ではない。ま、この作品はどこまで描いてくれるのかしら。次回も楽しみにしましょうか。」
